記事更新日: 2023/09
ネットショップは思い立った時に、誰でも簡単に始められます。
ただ、「どこに出店すればいいかわからない」「無料と有料のサービスはどちらがおすすすめなの?」と迷っている方が多いと思います。
この記事では、出店するならECモールとASPカートはどちらがおすすめか、無料と有料のサービスの違い、選び方のポイント、メリット・デメリットを詳しく解説していきます。ぜひ自社に合ったネットショップを見つけていきましょう!
このページの目次
- ネットショップ3つの種類
- ネットショップを開業するならどこがいい?どう選ぶ?
- 個人におすすめなのはASPカート
- おすすめのASPカート4選
- 月額費用無料!まず始めたいならこれ!『BASE』
- ネットショップ/レジ/キャッシュレス決済を連携!『STORES(ストアーズ)』
ネットショップ3つの種類
ASPカート (ショッピングカート) | ECパッケージ (ソフトウェアインストール型) | ECモール (ショッピングモール型、モール型ECサイト) | |
特徴 | 独自ドメインを取得し、ネットショップを個人で開設する | ECパッケージを自社サーバーにインストールしてECサイトを開設する | すでにあるネットショップにテナントのように出店する |
メリット | ECモールより低コスト自分の好きなようにネットショップを開業・運営できる | ゼロからECサイトを作らなくてよい自社の希望に沿ったサイトが作れる | 知名度が高く集客力がある |
デメリット | 集客を自ら行う必要がある | 導入費用が高い | ショップのブランド力が低くなる出店費用や販売手数料などのコストが必要 |
代表的なサービス | BASE、STORES、MakeShop、カラーミーショップ | W2 Unified、サブスクストア、ecforce | 楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon |
今回の記事では、ASPカートとECパッケージを「ネット開業サービス」と定義して、ご紹介していきます。
ネットショップを開業するならどこがいい?どう選ぶ?
ネットショップ開業サービスを選ぶポイントは2つです。
①コスト
②カスタマイズ性
コスト | カスタマイズ性 | |
ASPカート | 低い | 低い |
ECパッケージ | 高い | 高い |
ASPカートはお店のブランディングがしたい、運営コストを下げたい等の目的がある場合におすすめです。
ECパッケージは初期費用が高いですが、その分カスタマイズ性が高く、サポートが充実しています。
事業成長を考えるなら、将来的に拡張できるECパッケージを選ぶと良いでしょう。
集客力が必要な場合は、ECモールを利用すると良いですよ。
個人におすすめなのはASPカート
個人でネットショップを開業する際は、ASPカートがおすすめです。
固定費や初期費用がECパッケージやECモールより安く、始めやすい点がメリットです。
おすすめのASPカート4選
ネットショップ/レジ/キャッシュレス決済を連携!『STORES(ストアーズ)』
画像出典元:「STORES」公式HP
特徴
「STORES」は、ネットショップをこれから開業する方や、既に店舗とネットショップの両方で事業をしている方におすすめの店舗デジタル運営サービスです。
ネットショップ開設から、自動商品登録、在庫一括管理も行え、持ち運びが簡単な小型デバイスのキャッシュレス決済まで、スムーズな店舗運営に繋がる機能が揃っています。
ネットでお店を開業したいけどサービスやシステムごとにツールを使いこなせない、実店舗運営をもっと楽にしたいという方におすすめのサービスです。
機能
- PC、スマホからネットショップ作成
- SNS連携
- 予約販売
- 顧客管理
- 定期販売
- アクセス解析
- 電子チケット発券、販売
- 店舗連携
- 在庫管理
- 会計、決済
料金プラン
「STORES」は導入費用などなく、すべて無料で始めることができます。
ネットショップ・レジ | |
フリープラン | 0円 |
スタンダードプラン | 2,980円 (税込)/月 |
決済手数料(ネットショップのみ) | 3.6%〜 |
キャッシュレス決済 | |
初期費用・月額固定費 | 0円 |
決済端末 | キャンペーン中のため 0円 |
決済手数料 | 1.98%〜 |
まずは「フリープラン」で試してみてから、上手くいきそうなら「スタンダードプラン」に切り替えると良いでしょう。
月額費用無料!まず始めたいならこれ!『BASE』
画像出典元:「BASE」公式HP
特徴
初期費用・月額費用無料で利用できるBASE(ベイス)は、ネットショップ初心者の方におすすめのサービスです。
バラエティ豊かなテンプレートを使って自由にデザインしたら、開設したその日から販売が始められます。
また、メルマガ配信やアクセス解析などネットショップ運営に役に立つ機能を無料で追加可能です。
集客・販促やブランディングなどの運営サポートが充実していて、開設実績数200万ショップを突破しています。
機能
・決済機能
・メルマガ配信機能
・Googleアナリティクス設定機能
料金プラン
BASE(ベイス)では、2つの料金プランが設定されています。
月の売上金額に合わせて下記2つのプランから選択しましょう。
スタンダードプラン ※月商17万円未満 の場合におすすめ | グロースプラン ※月商17万円以上 の場合におすすめ | |
初期費用 | 無料 | - |
月額費用 | 無料 | 5,980円 |
決済手数料 | 3.6%~+40円 | 2.9%~ |
サービス利用料 | 3% | 0% |
オンライン販売を簡単かつ手軽に始められる『Squareオンラインビジネス』
画像出典元:「Squareオンラインビジネス」公式HP
特徴
「Squareオンラインビジネス」は、専門的な知識不要かつ無料で簡単にネットショップを開設できます。
アカウント一つで、実店舗もネットショップでも、オンライン上の販売から在庫管理・支払いまでを一括管理できるサービスです。
対面販売に加えネット販売を取り入れることで、新たな顧客の獲得を狙う企業におすすめです。
まだ知名度が低く口コミが少ないのですが、セキュリティ面が非常にしっかりしており、安心して利用できます。
機能
・オンライン決済
・集客サポートあり
・ネット販売に特化した写真アプリ(iPhone)
料金プラン
無料プランと3種類の有料プランがあります。
価格は月払いにするか年払いにするかによって変わります。
また、無料プランは容量が最大500MBと制約がありますが、有料プランになると容量は全て無制限となります。
無料 | プロフェッショナル | パフォーマンス | プレミアム | |
月額利用料 | 0円/月 | 1,200円/月 年間一括払いを 月換算した場合 | 2,500円/月 年間一括払いを 月換算した場合 | 6,800円/月 年間一括払いを 月換算した場合 |
1取引あたり3.6% (JCBのみ3.95%、プレミアムプランは3.3%) の決済手数料がかかります。
集客機能まで搭載!『カラーミーショップ』
画像出典元:「カラーミーショップ」公式HP
特徴
カラーミーショップは、本格的なネットショップ運営を考えている方向けのサービスです。
初期費用と月額費用はかかるものの販売手数料は0円なので、売上を伸ばすほど利益が残る仕組みとなっています。また、クレジットカード決済に加え代金引換や電子マネーなど決済方法の選択肢が多いことや、集客機能があることも特徴です。
サポート体制が手厚く、電話・メール・チャットを通して困りごとを解決できる上、運営のノウハウも学べます。
機能
・決済機能
・SNS/ブログ連携
・アクセス解析機能
料金プラン
無料プランと3種類の有料プランがあります。
▶有料プラン
・初期費用:3,300円~(税込)
・月額費用:4,950円~(税込)
その他のおすすめASPカート
クラフトカート
画像出典元:「クラフトカート」公式HP
特徴
「クラフトカート」は色々と手間がかかりがちなショップ運営を、簡単&高品質にできるECサイト構築サービス。
豊富な販売促進機能やカスタマイズ性の高さ、「決済手数料が無料」な点も魅力で、これひとつで理想のショップ運営を実現可能です。
セールス施策や分析レポートまで、売上に直結する便利機能が備わっているので、コストを抑えながら売上アップを目指す企業におすすめです!
料金プラン
料金プランは3種類あり、月額19,800円〜。
決済手数料:無料
加えて初期費用59,800円と代行サービスやオプションサービスの料金がかかります。
まずはスタートアップに最適なライトプランから始めて、必要に応じてグレードアップするのがおすすめです。
ライトプラン | スタンダードプラン | アドバンスドプラン | |
初期費用 | 59,800円 | 59,800円 | 59,800円 |
月額費用 | 19,800円 | 46,800円 | 94,800円 |
オプション機能費用 | 5,000円/月〜 | 無料 | 無料 |
設定代行費用 | 1,000円/月〜 | 1,000円/月〜 | 1,000円/月〜 |
※価格は全て税抜き
Shopify
画像出典元:「Shopify」公式HP
特徴
Shopify(ショッピファイ)は、NY証券取引所の上場企業 Shopify社による海外製のサービスです。
世界175ヶ国、100万店舗以上の開設実績を持ち、世界的なデザイナーが作成した70種類以上のテンプレートから選ぶことができます。
顧客管理などのストアマネジメント、SNS連携やSEO対策含むマーケティング機能、ストアの成長に関する分析機能など、豊富な機能が満載です。
機能
・決済機能
・SNS連携
・ストア分析
料金プラン
・初期費用:不要
・月額費用:29ドル~(約3,000円~)
MakeShop
画像出典元:「MakeShop」
特徴
MakeShopは、業界トップクラスの機能数を搭載しているECサイト構築サービスです。
また、「Instagramショッピング機能」などのSNS連携があるため、今まで顧客層ではなかったユーザーからの集客も期待できるという特徴があります。
料金プラン
プレミアムプラン | makeshopエンタープライズ | |
初期費用 | 11,000円 | 110,000円 |
月額利用料 | 12,100円 | 60,500円 |
商品登録数 | 10,000商品 | 10,000商品 |
アカウント数 | 5アカウント~ | 20アカウントまで無料 |
(税込み表示)
上記の2種類のプランから選べ、長期割引プランや複数店割引なども用意されています。
また15日間無料で利用できるので、試験運用として試しに使ってみることをおすすめします。
おちゃのこネット
画像出典元:「おちゃのこネット」
特徴
できるだけ初期費用を抑えてネットショップを開業したいのなら、おちゃのこネットがおすすめです。
このサービスは、月額わずかワンコインで利用できるため、ネットショップの運営費用を抑えて売上アップを狙いたい方に最適のサービスです。
料金プラン
プランによって利用できる機能が異なります。
サイトの規模に合わせて無理なく運営できるプランを検討してみてください。
大規模かつ掲載商品点数が多い場合は、専用サーバーでの運用がおすすめです。
futureshop
画像出典元:「futureshop」公式HP
特徴
futureshopは、ECサイトと実店舗との連携や豊富な集客プロモーション機能が魅力的です。
コンセプトに合わせた自由度の高いサイトが簡単に構築できます。
ブランドを意識したサイトを簡単に作成したいという企業にうってつけです。
料金プラン
スタンダード | ゴールド | オムニチャネル対応 | |
月額費用 | 22,000円 | 81,000円 | 152,000円 |
初期費用についてはスタンダードプラン:22,000円~、ゴールドプラン:52,000円~、オムニチャネル対応プラン:752,000円~となっています。
クロスマ
画像出典元:「クロスマ」
特徴
「クロスマ」はワンクリックで情報を取り込み、複数モールの在庫、受注、商品、売上管理を一元化してくれるネットショップ開業サービスです。
出品から出荷完了まで1つのシステムとなっていて、注文処理・出荷業務を自動化してくれるオールインワンツールです!
また、「出品禁止/制限商品の自動判別」「併売先ごとの適切価格改定」「Amazonランキングを踏まえた在庫連動」機能などユーザーニーズに応えた機能が充実。
初めて利用する方でも使いやすくなっているのが魅力です。
料金プラン
従量での課金はなく、初期設定費用と月額固定費のみです。
国内対応モールを全て利用できて、月額14,800円(税別)。
「クロスマ」は、複数店舗の運用や初期設定費用内で新規ストア構築の制作してくれるのも魅力です!
おすすめのECパッケージ2選
受発注業務を完全自動化!『W2 Repeat』
画像出典元:「W2 Repeat 」公式HP
特徴
「W2 Repeat(旧リピートPLUS)」は、定期通販・D2C・サブスクリプションに特化したカートシステムで、平均売上成長率354%、業務効率化コスト60%削減という驚異的な数値を記録しています。
定期通販に特化した機能を標準搭載しており、フォーム一体型LP、ステップメールやアップセル/クロスセル機能などのほか、受発注業務を完全自動化でき、運用面も業務効率化できます。
料金プラン
スタンダードプラン | プロフェッショナル プラン | エンタープライズ プラン | |
月商規模 | 〜月商1,000万円規模 | 月商1億円規模 | 月商1億円以上規模 |
初期費用 | 49,800円 | 79,800円 | 要問合せ |
月額費用 | 49,800円 | 79,800円 | 要問合せ |
売り上げに応じて料金プランを変更できるので、定期通販を立ち上げ後、年商100億円の売り上げ規模まで対応可能です。
出荷件数による従量課金が一部無償となるサービスもあるので、詳しい価格については、お問い合わせをおすすめします。
ネットショップ運営初心者にもおすすめ『リピスト』
画像出典元:「リピスト」
特徴
リピストでは、自社ECサイト構築、受注管理などのバックオフィス業務、CRM機能、コールセンター管理などのECサイト構築に必要な機能が一つになったECパッケージです。
商品説明ページからダイレクトに申込みできる「申込フォーム一体型LP」と効率的な収益化を狙える「定期購入」設定を兼ね備えているのが魅力。
自由度の高いデザインで、ネットショップが簡単に開設でき、ネットショップ運営初心者から本格的な事業者まで幅広く対応できる機能が備わっています。
大手中堅企業のEC事業を支えてきた実績と多数のスタートアップ事業者の支援実績があり、抜群のサポート力で安心して導入開始できます。
料金プラン
「リピスト」は月額14,800円から利用できます。
新規立ち上げに伴い、最短最小コストでスタートしたい場合などにおすすめです。
プラン | ライト | スタンダード | プレミアム | エキスパート |
初期費用(税込) | 29,800円 | 69,800円 | 98,000円 | 398,000円 |
月額費用(税込) | 14,800円 | 39,800円 | 69,800円 | 148,000円 |
受注手数料 (1件あたり) | 35円 | 20円 | 15円 | 10円 |
商品点数 | 20点 | 30点 | 50点 | 無制限 |
LPフォーム | 1ページ | 2ページ | 3ページ | 無制限 |
プランにより利用できる機能が異なるため、詳細については以下の無料資料をご確認ください。
ECモール
楽天市場
画像出典元:「楽天市場」
特徴
「楽天市場」は、日本のECモール市場で利用者数、流通額、出店数、集客力のある、日本を代表するECモールといえます。(会員ID数1億3000万人)
運営スタイルにあわせて3つのプランが選択できるので、無駄のないコストで運営できます。
1店舗に対して1人担当が付く、専任のECコンサルタントによるサポートが受けられる充実したサポート体制も魅力の一つです。
料金プラン
「楽天市場」の料金プランは、以下となります。
がんばれ!プラン | スタンダードプラン | メガショッププラン | |
初期登録費用 | 60,000円 | ||
月額出店料(税別) | 19,500円/月 年間一括払い | 50,000円/月 半年ごとの2回分割払い | 100,000円/月 半年ごとの2回分割払い |
システム利用料(税別) | 月間売上高の 3.5%〜7.0% | 月間売上高の 2.0〜4.5% | 月間売上高の 2.0〜4.5% |
登録可能商品数 | 5,000商品 | 20,000商品 | 無制限 |
画像容量 | 500MBまで | 5GBまで | 無制限 |
Yahoo!ショッピング
画像出典元:「Yahoo!ショッピング」
特徴
日本最大級のポータルサイトYahoo! JAPANのトップページ、検索結果、Yahoo! JAPANと関連する各サービスからの集客が見込めます。
自由に外部リンクを設定できるのも魅力です。
料金プラン
初期費用:0円
月額費用:0円
ストアポイントとキャンペーンの原資負担費用がかかります。
Amazon Japan
画像出典元:「Amazon Japan」
特徴
スムーズに販売を開始できるよう、オンライン講座を提供。初期設定~運用方法、ビジネス拡大に関する講座が受講できるので、初心者の方でも安心です。
閲覧回数・購入数・売上などの重要なデータの推移を確認できる便利なレポート機能が魅力です。
料金プラン
月額費用:4,900円+販売手数料
ネットショップ開業サービス3つの選定ポイント
初期費用・月額費用以外の費用をチェック
サービスを利用する際は、初期費用と月額費用だけでなく、
・販売手数料
・サービス利用料
・振込手数料
・事務手数料
などの費用が発生します。これらの費用は各サービス毎に異なるため、確認が必要です。
これらの諸費用を計算した上で、どのサービスがもっとも利益を出せるかしっかりと検討しましょう。
テンプレートの種類とアクセス解析機能
より戦略的な店舗運営のため、「テンプレートの種類が豊富」かつ「アクセス解析機能」を搭載したサービスを選ぶことをおすすめします。
多種多様なテンプレートがあれば、季節ごとの催しやセールの時期によって購入者へさまざまなアピールが可能となるだけでなく、更新作業も短時間で済ませることができます。
もう一つ、販売数や訪問数を分析するアクセス解析機能があれば、マーケティング業務の効率化にもつながります。
販売ターゲットと目的にあった機能
ひとくちにネットショップを開業するといっても、販売する商品の種類、顧客の年齢層・性別や、日頃SNSを利用している顧客が多いかなど、販売ターゲットや目的ごとに異なるマーケティング施策を打ち出す必要があります。
販売ターゲットに向けて適切なアプローチができる機能を搭載したサービスを選択しましょう。
初めてのネットショップ、無料と有料どちらがおすすめ?
無料サービスの場合は初期費用不要ですが、販売手数料が高めとなります。
一方有料サービスの場合は出店費用・販売手数料が安い分最低契約期間などの縛りがあり、いずれにしてもメリット・デメリットをかかえています。
大切なことは、予算と必要とする機能とのバランス、基本的な機能のみとするかマーケティング機能まで必要なのか、を判断することです。
とりあえずお試しで出店してみたいという場合は無料サービスから始めてみて、実際に運営する中で必要な機能・欲しい機能を検討してから、有料サービスに移行するというのも一つの方法です。
ネットショップ開業サービスのメリット3つ
開設コストを抑えられる
ネットショップ開設コストを抑えられることが、最も大きなメリットです。
特にASPカートはECモールと比べ、初期費用や月額費用、販売手数料などが無料もしくは低めに設定されています。
そのため、開設のハードルが低く手軽にスタートしやすくなり、ネットショップ運営を一から始める方に最適なサービスといえるでしょう。
オリジナリティのあるショップが開設できる
ECモールでショップを持つ場合、ショップデザインや商品掲載に関するルールがあるため、お店独自の個性を出すことは難しくなります。
ネットショップ開業サービスならお店のブランドイメージを崩すことなく、オリジナリティのあるネットショップを最初から開設できます。
豊富に用意されている無料テンプレートから好きなものを自由に選べることに加え、有料テンプレートや外部リンク・SNS連携といったカスタマイズなど、拡張機能も豊富です。
利益率が高い
ECモールでは毎月のシステム維持費のほか、販売手数料やカード決済手数料が比較的高いものがあり、利益率が低くなってしまう恐れがあります。
例えば売上高の8%の手数料が発生する場合、月20万円の売上に対し手数料は1万6,000円かかり、年に換算すると19万2,000円、約一ヶ月分の売上を納めることになってきます。
販売手数料設定のないASPカートのサービスでは、売上が伸びても利益率を高く保つことができます。
ネットショップ開業サービスのデメリット2つ
集客力が弱い
ASPカートでは、集客のための活動を自分自身の手で行わなければならなりません。
個人でのネットショップ運営ではSEOを工夫して集客力を上げ、ショップの知名度や信頼性を高めることが大切です。
集客サポートが充実したサービスが増えてきているので、それらを選ぶのも良いでしょう。
セキュリティ対策
ネットショップの開設・運営にあたり個人情報をそのサイトで管理することになるため、しっかりとしたセキュリティ対策が必要となります。
常時SSL化しているか、PCI DSSに準拠しているかなど、安心してショッピングができる環境を提供しているサービスかどうかを見極めましょう。
まとめ
ネットショップは手軽に始められる一方で、サイトの種類や無料・有料のサービス、各種手数料など、選定ポイントがたくさんあり迷ってしまうことと思います。
今回ご紹介したネットショップ開業サービスを参考に、各サービスの機能や費用のバランスを比較検討してみてください。
あなたのやりたいことが実現できるネットショップをスタートさせましょう!
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